【お知らせ】第4回　定例研究発表会

沖縄デジタルアーカイブ協議会（ODAC）では、沖縄の社会・歴史・文化などの各分野における、デジタル資料の収集
と保存、利活用等について様々な取り組みをしています。また、各会員の活動発表の場として、研究発表会を行ってお
り、今回の内容は以下の通りです。 

研究発表①「南城市の文化財デジタルアーカイブ構想」
講師：新垣 瑛士（南城市教育委員会文化課）
南城市では平成30年度より、市の所有する文化財や歴史資料（文書、写真、映像、遺物など）をデジタル化し、市民への公開等を目的とした『南城市デジタルアーカイブ実施事業』をスタートした。同事業は数年後の完成を予定としているが、これまでの取り組みと、今後の展開についての中間的報告を行う。

研究発表②「地域芸能映像アーカイブ構築の試み」
講師：久万田 晋（沖縄県立芸術大学、ODAC会員）
発表者はこれまで、南西諸島の各地に伝わる民俗芸能・音楽について芸能民俗誌的方法による調査を行い、そこから得た資料をもとに民俗・音楽・文学・舞踊などの諸局面を統合した構造的研究を行ってきた。現在取り組んでいる、南城市の祭祀・芸能映像アーカイブ（データベース）構築の試みについて、中間的報告を行う。